昨日は"To each his own"を久々に弾き語り、若いお客様よく聴いてくれた。
この曲、冒頭のメロディーは10代から漠然と知っていて和むものを感じていたが、ちゃんと覚えたのは20代になって。
覚えたはいいが、歌など歌ってなかった当時の私は、演奏はしたいがどうにも恰好がつかなかった。
終演後マスターが
「私が少年時代に道端で進駐軍がラジオ聴いてたんだ。そこから流れていたのがあの曲でね、何て良い曲だろうってしばらく佇んだ思い出があるんだ。
高浜君、あんなに早いんじゃあイメージ違うよ」
20代半ばだった私、テンポの問題というよりも演奏が不味かったんだと思う。
モンティーの演奏は勿論素晴らしかったんだけど。
その後、40歳過ぎて歌を原曲のバラードとして覚えた。
昨日久々に、歌詞に少々緊張しつつお送りした。
私はカルテットとして、第一部に出演。
スコットハミルトン氏との久々の共演が楽しみ。