来月ある集いで白井淳夫さんのフルバンド共演で何曲か、そのひとつ「トゥー・ラブ・アゲイン」
映画「愛情物語」(1956年)テーマ曲、物語は1930年代活躍した実在のピアニスト、エディー・デューチンの伝記。
主役デューチンを演じたのはタイロン・パワーで、ピアノ吹き替えはカーメン・キャバレロ、40年代から活躍し映画ヒットで世界的にも有名になった。
「トゥー・ラブ・アゲイン」の原曲はショパン「夜想曲第二番」で、デューチンがこの冒頭を引用した録音があり、それで映画テーマとなったかと個人的推察。
クラシックのポピュラーアレンジは40年代アメリカで大流行、キャバレロ出世作もショパン「英雄ポロネーズ」だった。
他に、ショパン「別れの曲」、リムスキーコルサコフ「熊蜂の飛行」「インドの歌」、ボロディン「ダッタン人の踊り」、チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第一番」、ドビュッシー「マイレヴェリー」などなど日本でも有名曲続々。
当時ポピュラーとジャズが一体化しており、これらのクラシックアレンジがジャズかイージーリスニングかの違いは明確でない。
と、解説したつもりだが、今の時代に「ポピュラー」「イージーリスニング」の言葉がご理解得られず更なる説明を要すのであれば、すみません、ネット検索して下さい。