昨日ブログの続きになるが、60年代にザ・ベンチャーズでヒットした「木の葉の子守歌」"Lullaby Of The Leaves"、「急がば回れ」"Walk Don't Run"など、オリジナルはジャズだった。
他に「十番街の殺人」の作曲は30年代のリチャード・ロジャーズ、同作曲家による「ブルームーン」、そしてデューク・エリントン楽団「キャラバン」などなど。
60年代前半、これらをベンチャーズのオリジナルと思い込んだ人は多く、私もその一人で今更ながらカバーアレンジ能力の高さに脱帽。
その前の時代と言えばスイング全盛期30~40年代、クラシックのカバーアレンジが流行。
ショパン「別れの曲」「幻想即興曲」、チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」、そしてリムスキーコルサコフ「熊蜂の飛行」がブギウギアレンジ「バンブルブギー」、それを又ベンチャーズがカバ-・・・挙げたらキリがない。
アレンジの妙に感心する例もあれば、原曲の魅力を損なうと感じることも人それぞれ。