今月6日、あわら市波松小ソロコンサート「夏海とひまわり / 終戦とジャズ特集」
一見関連ないような二つのフレーズが実は。
この日程が決まったのは前回4月出演を終えた時で、夏に向けて校舎脇にひまわりを植えますのでテーマは「夏海とひまわり」でと依頼受けた。
当然、唱歌「海」(海は広いな大きいな)と映画「ひまわり」は思いつく選曲だった。
後日、関係者から広島平和記念の日ですねと言われ、関連した私の舞台体験も織り込む構成となった。
テーマと特集は別物で関連なかったが、「海」の作曲年を検索すると昭和16年、太平洋戦争開戦の年だった。
更に映画「ひまわり」、戦争キーワードでテーマと特集が連結したのは全く意図せぬ偶然、あくまでも音楽ライブとしてお楽しみのひととき。
1960年代、ベトナム戦争反対、社会常識への抵抗から長髪や自由な服装などメッセージ性の強いフォークやロックが流行した。
そんな時代も少年期の記憶にある私だが、演奏家として音楽に豊かさと幸せを感じてもらいたい、同時に平和の尊さを個々人が感じてくれれば良い。