一昨日昨日とレッスン、ある生徒さんがブギウギを弾けないかと、今、朝の連ドラのテーマからのご興味とのこと。
ブギウギは例えばルンバとかボサノバとかと言うリズムの名称で、特定の曲というのがあってないようなものだが、元々ピアノ音楽として発展した。
1920年代にシカゴで、貧しい黒人層が家賃捻出でパーティーを開いたそうだ。
その中に素人ながら自己流で独特のピアノを弾く、それを「ブギウギ」と呼んで人気が広がる。
それがスイングジャズ全盛期に新たなリズムとして取り入れられ、1940年代大ブームとなり敗戦日本に到来、そして1950年代に入りロックンロールへと発展。
例えば歩くような速度(テンポ)として、4拍子ジャズなら、ズン・ダン・ズン・ダン(ダンは強く打つ)、これがブギウギだと、ズズ・ダズ・ズズ・ダズ、倍に細かく刻む、そこに躍動感が生まれ”ウキウキ”した高揚感が増す。
本寸法でそれを弾くとなると左手がかなり難しい、それをレッスンでこれをどう簡単に表現するか、はてさて・・・。