あまりドラマを見ないが、このところアマゾンプライム「ミステリーIN上海 Mis Sの探偵ファイル」にはまっている。
見出し『1930年代の上海が舞台』にひかれ、当時の外灘(ワイタン)風景、市街地野外セット、豪華お屋敷の家具調度品、視覚的に魅了され見始めた。
コメディータッチのサスペンスで楽しむが、惜しいのが音楽。
ジャズ演奏は全く今風サウンドで、ドラムセットのシンバルスタンドも気になる。
当時ストレートしかなかったはずだがブーム式(中折れ)、これは70年代以降かと思う、この疑問はアメリカ映画でもあった。
中国語セリフの日本語字幕、当時大繁華街の大通り「四馬路」が字幕「スマ通り」と訳される。
昭和の戦時歌謡に「スマロ」として多く登場した言葉で、せめて「スマ路」として欲しかったとマニアックな希望。
と言いつつも、往年のハリウッド映画「センセット大通り」の原題”Sunset Boulevard”、この邦訳をごく自然に感じるのは英語と日本語があまりにも違うからか。
「四馬路」中国語発音も「スーマーロー」だし、やはりここは・・・ま、いいか。