老上海(ラオシャンハイ)

昨日、二胡奏者チェン・ミンさんから連絡、12日コンサート選曲とトークの相談。

私との共演活動は20年ほど前「オールド上海」をコンセプトにした「夢幻城爵士楽団」

 

上海、アヘン戦争を機に英仏他各国による開発で、1930年代には東洋随一と言われる大都市となった。

治外法権の「租界」に各国人、日本人も多く住み、繁華街スマロ(四馬路)に建ち並ぶキャバレーではスイングジャズが連夜・・・と歴史本にあり、その繁栄ぶりは当時の昭和歌謡にも多く歌われている。

 

オールド上海、中国語「老上海」(ラオシャンハイ)、蘇州生まれ上海育ちのチェン・ミンさんは歴史教育になかったそうで、来日して初めてこの時代の故郷とジャズに出会った。

私は小学生時分に聴いた昭和歌謡の歌詞『夢のスマロかホンキュの街か』が妙に気にかかり、後に歴史本でその意味を知りジャズと相まって深まる興味が二胡共演で具体化する。

 

「夢幻城爵士楽団」再演コンサート、ジャズ、そして中国曲と日本曲は懐古的でないオリジナルアレンジ、12日動画配信でお楽しみ頂ければありがたい。

スケージュール