昨日快晴、河合公民館のジャズ講座「ペーパームーン」"It's Only A Paper Moon"を取り上げ、参加者全員で歌い因む解説。
2022年4月に月例講座としてスタートして2年、お休みの月もあり、「枯葉」"Autumn Leaves"は2回取り上げたが、過去17曲になるか。
ネタはまだまだあるが、日曜の午後に皆で集い歌うに相応しい曲となると、毎回あれこれ頭をひねる。
今回「ペーパームーン」、ナット・キング・コールが幾度も録音したと話すと、男性が手を挙げられて質問。
「キング・コールの『ネイチャーボーイ』が好きなんですが、講座で取り上げる予定はありませんか?」
私も好きな歌だがご存知ない方も多く「こんな曲ですよね」と冒頭何小節か弾き語り。
哲学的な歌詞でメロディーも実に深い名曲、作者の人生も奇異で面白いが、パッと聴いて暗い印象に感じる方が多く、「皆で楽しく歌うには少々向かず、残念ながら」とお答えした。
言葉通り残念ではあるが、こういう通好みな曲が出る意外性に講座やり甲斐が更新された。
次回5月26日、課題曲"You'd Be So Nice To Come Home To"