余技

昨日、福井在住の二胡奏者、小林寛明さんとお会いした。

先の企画に協力して頂く打ち合わせで、言葉を交わすのは初めてだが過去お会いしている。

小林さんは二胡奏者だがバンジョーも演奏し地元ディキシーバンドに参加。

数年前に東京から帰省で私はこのバンドに飛び入り共演、一昨年暮れも公民館イベントですれ違っている。

 

アメリカ生まれのバンジョー、主にディキシーランドジャズ(4弦)、カントリー音楽(5弦)で使用され、皮を張った胴に響かせて音を出す、三味線と同じ原理。

30代半ば頃4弦バンジョーを買ったことがある。

正調5度チューニングだと弾けないが、ギターと同じ4度チューニングなら即コードが弾ける安易な動機。

ピックで弾くと音が大きく自宅練習は指で、3ヶ月で弾けた気になり、ある身内の集い的ライブに持参。

ピアノから立ってバンジョーを下げさっそうとステージ中央へ、お客様「おー」と期待の拍手、いざ。

慣れぬピックが仇となり全く下手、以後は人前演奏せず練習熱も失せ押し入れへ、その後人に譲った。

 

現在、ジャズピアニストとして余技は歌、隠し芸としてエレクトリックベースのみレッスンに役立っている。

来月から各所レッスン単独の発表会が始まるが、自宅練習と人前演奏のギャップ、かつてのバンジョー経験からよく分かる。

 

1月-4月スケジュー