トランペット小森信明さんと、ベース木村パンダさん、それに私。
永生さんは有名バンド「薗田健一とディキシーキングス」レギュラーとして長いが、自己のライブではディキシーの他、ポップスなど幅広い選曲で歌うバンジョー弾きとして活動。
私が30代から40代前半、ディキシーランドジャズを演奏する機会が多かった時期に出会って永生さんと共演するようになった。
ディキシーとかトラッドと呼ばれるスタイルは、飲食店B.G.Mでよく流れているジャズと演奏の雰囲気や定番曲に違いがある。
昨夜リハーサルで「ディキシーランド」という曲、トラッドでは定番曲だろうから永生さんも譜面不要と判断したと思うが、私は演奏したのは初めて(もしかして過去やったかもしれぬが、恐らく初)。
曲は知っていたからなんとかなったが、初めてのライブ店で初めての曲もあり、新鮮な気持ちで演奏できた。
手慣れた演奏スタイルでの日常にあって、記憶の引き出しを開けたり、新たな情報を書き込んだりすることは、ありがたい。
その引き出しも長年開けずにいると、しまった物が見つからない(忘れる)こともあるが。