寄席の演芸

よく「落語が好きでしょう」と言われる、確かに好きな方だと思うし東京時代は寄席によく行った時期もあった。

落語は兄や祖母の影響だったが、昭和30~40年代はテレビの寄席中継が大好きな子供で、そういった演芸そのものが好きだった。

福井育ちで演芸は東京も大阪も楽しみ寄席に憧れ、18歳で上京した叶った。

東京の寄席事情しか知らないが、毎日昼夜2公演で10日間で演者が変わる、夜は夕方5時台から9時過ぎまで途中「仲入り」(休憩)をはさんで、落語、漫才、漫談、手品、曲芸、講談、紙切りなど多くの演者。

落語も一人の持ち時間は10分~15分程度、長い噺をじっくり聞きたければ特定の師匠の独演会に行く。

 

なんといっても寄席の楽しさはその場のライブ感、席を立つお客に高座から「あ、トイレ、そこ行った奥ですよ」、ドッと笑いが来る。

息子が小学生の時に連れて行った、お菓子を食べていたのに私は気づかなかったが、落語家さん「子供さん、お菓子が美味しそうだね」、慌ててやめさせた。

そういったライブの楽しさはジャズも全く同じに感じる。

 

6月-7月スケジュール