先輩

昨日、あるプライベートな会に出演。
ベースの根市タカオさんをリーダーに、ヴォーカルの鈴木史子さんと。
お二人とも私よりもお年は上、根市さんは御年80歳の大ベテランである。
お二人との共演はかなり久々であるが、変わらずお元気であり音楽的にも素晴らしい。

司会進行役の根市さんはトークが実に見事で、史子さんや私の紹介もお客様が「ほー」と関心を引く言葉で”持ち上げ”てくれる。
若い頃からよく存じ上げているが、自分もリーダーとしてトークや進行役を重ねる今、先輩の見事さにあらためて敬意を持ち、素直にそれを伝えた。
御本人、「いや、70歳を過ぎた辺りでね、滑舌がちょっと悪くなったかなって気になったんで、気を付けるようにしてるんだよ」。

歌の曲目だけ決めて、打ち合わせもなく、演奏曲はその場で曲を決めてキーを確認して、ピアノでイントロ、どの曲もピッタリで実にスムーズに進行。
ジャズ的な楽しさ溢れる共演のひとときだった。