3クラ

昨日、銀座「スイング」、北村英治さんライブ。
ベース山口雄三さん、ドラム八城邦義さん、ゲストが谷口英治さん、熊倉美佐子さん、クラリネット子弟コンビ。

クラリネット3人用アレンジで「バーニーズチューン」「ムーングロウ」他。
北村さんはクラリネットアンサンブルが好きで、実に気分よさそう。
「熊倉さん、若い女性だから遠慮がちに吹くのかなと思ったらそうじゃないね、何でも見事に吹いてくれていいね」


アドリブ部分は基本的には自由だが、リーダーが2コーラスで納めたら、常識的にその後の奏者もそれに合わせる。

クラリネット3人の後ピアノ、ベースまで行く曲もあればいかずに、クラリネットの4バース(4小節づつ3人交互に演奏)など、おのずとその分曲も長くなり、曲数もその分減る。

50分ステージが短く感じられたのは、曲数からか演奏内容の楽しさのせいか。

何故か私はクラリネットに縁があるし、その音色も好きだ。
41年前、初めてプロとしての仕事をさせて頂いた時のリーダーがクラリネット、当時はモダンジャズ全盛期でクラリネットは斜陽と言われた時代。
その後も何人かのクラリネット奏者との共演が常にあって、北村さんとの共演が17年になる。

先日、横浜で一緒だった宮崎佳彦くん、熊倉さん、共に20代後半。
若手も育っている今、しかし、北村さんの存在、その演奏の見事さは素晴らしい。