8月の定例デュオライブでは「60年代スタンダード」がテーマ。
1960年代にヒットした洋楽で、今もスタンダードとして親しまれる曲を特集する。
「スタンダードナンバー」というのは、時代(世代)を超えて共有できる楽曲のことと解釈している。
例えば、「砂に書いたラブレター」「誰かが誰かを愛してる」「慕情」などは、私から上の世代はよく知る曲であり、その世代のジャズ歌手のレパートリーだが、若い世代にとっては全く知らない人も多い。
作曲された時代に関わらず「懐メロ」と「スタンダード」の違いがある。
ま、私のレパートリーには懐メロも多分にあるが。
ジャズのスタンダードと呼ばれる曲の多くは、20世紀初頭から1960年代にかけての楽曲がほとんど。
1930~40年代に全盛期となって、ガーシュイン、コールポーターなどの作曲家が活躍した。
先ほどの「フライミートゥザムーン」は1957年の作曲だが、60年代に入って米国の宇宙開発アポロ月計画、そしてボサノヴァのアレンジなどが相まって大ヒットした。
60年代は私が子供時代、昭和な話題も盛り込んで、その時代を知る方にも知らない世代の方にも、楽しんで頂けるライブをお送りしたい。