地図を描く

先日、1年ほど前に伺った仕事に行った。
初めての時はグーグルのストリートビューで目視確認して行ったので、まるで来たことがあるように「あ、この店、この看板」とデジャヴ感覚を味わいながら到着。
今回も覚えていると思い地図など確認せずに行ったら、駅を出て迷った。
 
しかも、その仕事関係者の連絡先がスマホに入れてなくて連絡も出来ず、かなり歩き回って行きついた交番で聞き、駅の反対側と分かり無事行きついた。
ギリギリ遅刻はせずに済んだが、自分の記憶を過信せず確認しないとダメだと反省。
 
私は方向音痴というほどでもないが決して良いとも言えないので、歩きは勿論、車でもカーナビに頼るのが不安で必ずネットの地図でルート確認し、目印ポイントをストリートビューで目視して手書きの地図を作る。
 
いちいちそんな手間をと言われそうだが、ストリートビューで知らない街を観るのは面白いし、地図も色分けして、更に気に入らないと書き直したりして、手間を楽しんでいる。
長距離だとか複雑でない場所なら、地図を書くうちに記憶して結局何も見ずに到着することもあるので、手間が生きているのか無駄なのか?
 
カーナビの無かった時代に手書きの地図で思い出すのは、トロンボーンの故薗田憲一さん。簡素ながら運転者の目線で目印など実に的確に書かれていた。
遠方でない限り事前にご自分で運転されて目印など確かめて書かれたそうだ。
 
私もリーダー仕事ではメンバー諸氏への地図作りも楽しく作ったが、最近はカーナビやネットなどで各個人で確認できるので地図不要なことが多く、プチ残念である。
 
さて、本日は北村英治さんとデュオ演奏で、初めて伺う神奈川県油壷。
勿論手書き地図は用意して、迷うことなく到着する気になっているが、自分を過信せずに気を付けて運転して行こう。

本日のではなく今年3月に伊豆に行った時の地図。運転は私だがナビゲーターが亜土さんなので、カラーでイラストも入れたら喜んでくれた。しかし、この山越えルートは濃霧で大変な目に合った。
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