三人三様

今年もあとわずかとなった昨日、都心に向かう電車も空いていた。

銀座「スイング」、北村英治さんライブ。

ゲスト、白石幸司さんがクラリネットとテナーサックス、鈴木直樹さんはクラリネットとソプラノサックス、それぞれ曲によって持ち替えで彩りを添えた。

開演前から満席に加えて補助椅子ずらり、このお店での北村さん共演が年内ラストに相応しい大盛況となった。

クラリネット３人での演奏に、それぞれの個性が出る。

北村さんは、８６歳の年齢とは思えぬ輝きで、空間を制すが如くの大御所の存在感。

白石くんは、人柄そのものの優しく穏やかな音色でフレーズがよく歌う

直樹くんは、今年難病克服して元気に演奏するぞという気概を感じる。

私の勝手な感想ながら同じ楽器でも三人三様、そこが面白い。

さて、本日は横浜へ、「俺のフレンチYOKOHAMA」

レギュラートリオ（酒井一郎B、八城邦義Dr）での出演。

この店舗は今年８月のオープン以来ずっと盛況の勢いが続いている。

本日も張り切って向かう。