あだやおろそかに

このところ東京は、昼間は暖かいが夕暮れからぐっと冷えこむ日が続く。

昨日、銀座「俺のフレンチTOKYO」にレギュラートリオ(酒井一郎B、八城邦義Dr)で出演。

この店舗は久々の出演。
寒さ厳しいこの時期だけに、夕4時の初回ステージは空いていたが、6時以降は賑わった。

「俺の」系列店舗はクラシックの出演も多いが、ジャズの各出演者は共通曲目がある。
ムーンリバー」「酒とバラの日々」「L-O-V-E」「虹の彼方に」「この素晴らしき世界」
「フライミートゥザムーン」他。

各出演者は、こういう曲を入れつつ自身の個性生かす選曲で構成している。

これらの共有曲目は私も弾き語りしていて、連日、若手出演者によって、若いお客様が楽しんでいる。

上に挙げた曲目は私の駆け出し時代の40年前と同じで、それより10年ほど遡れば新しいヒット曲だったものも多い。
その前ももっと前も、クラシックなら300年ほど遡る作品も多い。

このブログに何度も同じことを書いてしまうが、時代と国境を越えたこれらの名曲に大いなる敬意を感じると、3~4分の小唄とてもあだやおろそかにできない。
(検索したら、「徒や疎か」と書くんだそうだ)

さて、本日は、かなり久々のコーラス練習。女性お二人との3声で、アレンジした私自身も部分的に忘れているが、さてはて。