指揮者

夏の企画もの、チェロとフルートのアレンジを日々少しづつ進めている。

アレンジャーとして仕事をする方なら、頭の中で的確なアンサンブルを作りそのまま譜面に記すことが出来ると思うが私はその点不慣れ。
ピアノでは良い和音をこの二つの楽器でどの音にしたらより良いかなど、PCで音にしてより良いサウンドに作ってゆかないといけない。

北村英治さんのお孫さんが芸大で指揮を学んでいる。
ベートーベンでもチャイコフスキーでも指揮者によって、微妙に異なることは分かるが、一体どんな勉強をするのか、先日会った折にあれこれ質問させてもらった。

先ず、聴いたことがない楽曲でも、オーケストラのあの何十という楽器編成が書かれた譜面を見て、頭の中にそのサウンドが浮かばないといけないそうだ

ピアノ譜面も上はト音記号と下はヘ音記号ではドレミの位置が違うが、楽器によってまた別の記号があってドレミの位置も違う。
それを初見で読むということだけでも凄い。

実技の授業では、オーケストラ曲をピアノ2台による演奏を指揮する。

などの話に「へー!」を連発した私、知らないことがたくさんある。