さんちゃん偲ぶ会

今年2月に逝去された歌手 高橋伸寿(たかはし しん)さんを偲ぶ会が、昨日、岩本町のジャズライブ「Toyko TUC」で行われた。

さんちゃんが、昨年、浅草で出演したレビューショーの映像が流された。
多くのダンサーを従えて大舞台を隅々まで歩いて歌う、さんちゃん以降の世代ではなくなったことだ。

私はベース酒井一郎氏とドラム原田俊太郎氏のトリオで出演。
さんちゃんの愛唱歌「慕情」を、歌手仲間の木津ジョージさん、由起 真さんと木津さんが歌って開始。

その少し後輩にあたる金丸正城さんが司会進行で、大御所歌手、後藤芳子さん、沢田靖司さんが、往年の思い出を語り歌。

沢田さんは足を悪くされて杖をつかれているが、”Between the devil and the deep blue sea”の歌とスキャットはさすが。

他に、高岡けい子さん、ヨーコ・サイクスさん、森郁さん他の歌手、ピアニストの青木弘武さん、森田潔さんなど。

その中にジャズ評論家の瀬川昌久先生がいらしたので、ご挨拶申し上げると「高浜さん、今日は歌わないんですか」と。

先生は、戦前からジャズに関わり、戦後には演奏家プロデュースなど、そして1950年代に渡米しチャーリー・パーカー他の有名ジャズ演奏を生で体験。
常に音楽に対する偏重が無くジャズを愛して援護する。
常にスーツでダンディなお姿、92歳とは思えないお元気さで記念にパチリ。
イメージ 1

多くのさんちゃんファンと縁のジャズ仲間によって、偲ぶ会は無事終了。