本番前日で要点のみおさらい、ではあるが、まだ部分的に細かい修正あり。
新しいアレンジで決め事が多い曲は、譜面をこなすだけでリハ2回~3回が過ぎる。
譜面に慣れて曲の流れを理解すると、各部分の表現を工夫する余裕が出てくる。
クラシック曲の譜面は、ジャズ畑の私とベースの菅原さんはコードだけ読んで自由に伴奏するなど気遣いがあるが、コードしかない分、どう伴奏をするかで表情も変わる。
ジャズ曲は私がアレンジした譜面通りやれば一応の形にはなるが、フレーズに表情を付けるのは奏者本人の技量と感性、これがアレンジの意図に添うべくリハでの修正など繰り返す。
このグループはアレンジからリハに随分と手間がかかるが、皆で一つ一つ積み上げて作り上げる喜びがある。
そんな喜びが本番でお客様に伝わってくれたら全ての手間は報われる。
さて本日、本番を迎える「夏生まれの仲間たち」コンサート。
満席の予約を頂いているが、昨日朝にお一人のキャンセルがあって、午後のリハ中に別の方からの問い合わせでその空席が埋まるという奇跡的なこともあった。
予約のお客様が皆さんお元気で来場されることを祈りつつ渋谷へ。
「愛 LOVE」をテーマにお送りする名曲の数々