ショージョージ

昨日ブログの童謡『証城寺の狸囃子』と言えば、私の世代だと米国歌手のアーサ・キットの歌をご記憶されているだろう。

♪ショーショー、ショージョージ♪の後が英語で、子供の耳にはかなり奇妙に聞こえた。

小柄な黒人女性でセクシーな魅力があるが、その姿を記憶したのは20歳過ぎてから、テレビで見た映画「セントルイス・ブルース」だった。

タイトルとなった曲の作者W.C.ハンディーの伝記で、ナット・キング・コールが演じた。
キットは主人公を支える恋人役だった。
 
キング・コールは当然歌い、エラ、マヘリア・ジャクソンなど有名歌手が登場した。

つい先日だが、BSテレビ「スパイ大作戦」(1960年代のテレビシリーズ再放送)にも女スパイ役で出演していた。

私は長年このテレビシリーズのファンだが記憶がなく「あ、こんなとこにも出てたんだ」と意外だった。

フランスにも在住し流暢な仏語で「セシボン」も歌った多彩な人だった。

因みに水森亜土さんが時折歌う「ラブフォーセール」も、アーサ・キットのセクシーな歌唱を参考にしている。
 
さて、本日は池袋、と言っても仕事じゃなくて、噺家古今亭菊之丞師匠の独演会を楽しみに行ってきます。