英語と日本語が合体した「トラブる」「ミスった」などはすっかり定着しているが、最近「ディする」を知った。
意味を検索したら、「馬鹿にする」。
語源は"Disrespect"、尊敬のリスペクトに無を意味する”Dis”が付いた単語。
そこで、「あぁ、ディスコードのディスか」と。
”ディスコード”は音楽用語で、間違ったコード、つまり不協和音の意味。
カタカナ語として記憶していたので、検索すると"Discord"。
コード進行などのコードのスペルは"Chord"なので、ディスコードのつづりも h ありかと思っていた。
Cordも和音の意味もあって、語源は「弦」”Cord”に由来するのだろう。
古代ギリシャの3弦琴に由来する音楽用語「トリコルド」があって、「3音のみで構成された音楽」の意味。
なんとかちゃん、あそびましょ、♪ラーソソラ・ソラシソラ♪=ソ・ラ・シ3音
これら3音のみで起承転結らしきものを感じるのがトリコルド、と、こんな生活の中にあることを音楽として分析分類するのが民族音楽学。
などとウンチクを述べたが、"cord"と" chord"の違いが分かっていないのは、ディすられるかもしれない。
・・・という使い方でいいのかな?