レギュラー(酒井一郎B、八城邦義Dr)で気軽なライブ。
馴染みのお客ばかりだったので、ついでに同類の(冒頭のメロディーが同じで中間部が異なる)曲をピアノで弾いた。
トニーベネット歌"A Stranger In Paradise"(邦題「ストレンジャーインパラダイス」)
ベンチャーズ曲"Ten Seconds To Heaven"(邦題「パラダイス・ア・ゴーゴー」)
あれは20代前半だった、ライブでベンチャーズバージョンを弾いたことがある。
デュオでベーシストが同じ年、お互いに「あの頭のメロディーが良いよな」と盛り上がって、「ジャズでやってみようか」と、「パラダイス・ア・ゴーゴー」をスイングのリズムで演奏した。
クラシック曲が元ということも、トニー・ベネットが40年代にヒットさせてジャズ演奏もあることなど何も知らない若者同士、今では恥ずかしい思い出だ。
しかし、「パラダイス・ア・ゴーゴー」、いかにも日本の60年代を感じる邦題だ。
「ゴーゴー」というフレーズに訳もなく「カッコいい!」と感じた記憶と、多少の軽薄感を伴う懐かしさがある。