往年の

昨日は梅雨らしい雨の日曜日、青山「俺のフレンチ・イタリアンAOYAMA」に出演。

13:00からのランチソロ1回目は満席の盛況で終えて、1時間半の休憩。
このところ毎回行く、福井アンテナショップに行ってコーヒーと地元関連雑誌を読んで休憩。
戻って、14:50から2回目を終えて、しばらくすると、ベースの酒井一郎さん、ドラムの八城邦義さんが来て、トリオとして夜まで出演。

「マイアミビーチルンバ」を演奏、「ベサメムーチョ」を弾き語り。

こういう曲というのが昭和の時代は、ムード音楽とかダンス音楽としてもポピュラーで、ジャズライブなどでは敬遠されることもあったが、時代を経た今、若いお客様が楽し気に聴いてくれることに喜びを感じる。

私は子供から少年期、家にあった洋楽レコードの影響を強く受けている。

それらのレコードは1950後半から~1960年代の音楽だったが、ジャズを学ぶことによってより古い時代まで遡って、それらの曲のメロディーやコード進行の持つシンプルさ心地良さに深く魅了された。

60代以上のお客様は往年の洋楽が体に馴染んでいるから、懐かしさもあって楽しんでくれるが、若い方にとっては「昭和の」とか「往年の」など知る由もない。
だから私もただ「ラテンナンバー」とだけ紹介して演奏するが、それを楽しんでくれることが嬉しい。

「名曲は時代を超える」という喜びを感じて日々演奏出来ることは、とてもありがたい。