房総勝浦

昨日、千葉県の勝浦、ダイニングバー「ラグタイム」へ、北村英治カルテットでの出演。
お店が海沿いにあってテラスの下は浜、すぐ太平洋が広がる。
晴天に恵まれて素晴らしい風景が臨めた。

毎年この時期に伺っている「年一」ライブで満席のお客様。
北村さん、いつもながらのトークと演奏はお見事で、お客様の反応もすごく熱かった。

2回ステージの合間、休憩時間に北村さんの話が興味深かった。
終戦直後、北村さんが学生バンドを組んで進駐軍のクラブに演奏に行った。

「京橋の味の素(多分本社ビルのことか)を米軍が接収してて、シビリアン・クラブがあったんだよ。
オフィサーズ(軍の将校クラス)クラブと違って、シビリアンてのは軍人じゃないアメリカ人がいくところだ」

私「軍人じゃないアメリカ人って、どういう?」

進駐軍関係の技術者とかそういう連中だね。そこに学生バンドでジャズを演奏したんだ。
演奏が終わるとAからCまでランク付けされて、スペシャルAは最高、あの当時は渡辺弘とスターダスターズとかがそうだった。

俺たちはBをもらってさ。
かなり高いギャラをくれたんだけど、マネージャーも学生でそいつがかなり儲けて家まで建てた。
俺たちは元のギャラがいくらか知らなかったけど、学生の小遣いにしては良かったから誰も文句言わなかったよ」

私「ギャラは米軍が直接払うんですか?」

「調達庁という日本政府の機関があって、そこから支払われた」

今も米軍基地の経費を日本政府が負担してるからなぁ・・・。
話の続きはまだあるけど、また次回。

自分(私)が生まれる前の話というのは実に面白い。

写真はテラスからの眺めとステージ、そして演奏終了後のお店からのおもてなし。
金目の煮つけ、新鮮そのものの刺身、いすみ豚、地元の美味。
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