シャープ系フラット系

昨日は青山、「俺のフレンチ・イタリアンAOYAMA」に、男性ヴォーカルの島田のぶひろさんとの出演で、歌わないピアニストとして演奏。

島田さんとの共演はこれで4~5回目となり、すっかり打ち解けた。
ポップス系中心でギターの弾き語りライブも行っている。

ポップ&ロック音楽だとギターは欠かせない楽器、ジャズだと管楽器が多い、これに関連して、ロック&ポップ曲にはシャープ(♯)系が多く、ジャズ曲にはフラット(♭)系が多い
なので、ジャズ演奏家にシャープ系が弱い人が多い。

音楽的な話で分かり辛いかも知れないが、例えば、同じ日本語でも関東弁と関西弁は違っていて、関東弁の人が急に関西弁をしゃべろうとしてもぎくしゃくするようなもの。

島田さんのジャズ曲、"It's only a paper moon","It had to be you"などのキーがA、ジャズでは少ないキーで、初共演の時は手慣れた曲なのにぎくしゃくしたが、共演を重ねた今は慣れて来た。

歴史に残る名ピアニストの録音には、時に、私からするととんでもないキーでの名演もあるから、シャープ系だから弱いなどと大きな声で言えないこと。

不慣れなことに慣れてゆくことは脳トレにもなるかも?、ともかく、ありがたいこと。

さて、本日は年一のちょっと遠方日帰り、千葉県の勝浦、「ラグタイム」へ。
北村英治カルテットのライブ出演です。