懐古

ナット・キング・コールが歌った"L-O-V-E"は、私が小学生の頃にヒットした記憶から懐メロポップスという感じで、若手の頃は取り上げてなかった。

それが数年前、「俺の」シリーズ開始で若手出演者がスタンダードジャズとしてよく取り上げているので、私もよく弾き語りするようになった。

作曲者はドイツのベルト・ケンプフェルトで、60年代、「ダンケシェーン」や、シナトラの大ヒット「夜のストレンジャー」などの他、「ベルト・ケンプフェルト楽団」によるイージーリスニングのヒットも多い。

楽団ヒットの中でも「星空のブルース」「真夜中のブルース」の2曲に、妙に懐かしさを感じる。

家にレコードがあったわけでもなく、ラジオで聴いた記憶なのか分からないが、何故かこの2曲を聴くたびに昭和の風景が浮かんで来る。

昨夜も寝酒をちびちびやりながら、「あ~、これ!」と、”年寄り的懐古趣味”に浸った次第。

こんな私の音楽を若いお客様も楽しんでくれること、誠にありがたく思う今日この頃であります。

さて、本日は銀座「俺のフレンチ銀座コリドー街」「俺の割烹」、2店舗ソロ出演。

明日から夏休みを頂いて、しばらくブログお休みします。
よほど気が向いたら更新するか、な?