お寺と教会

先日共演したヴォーカルのKEIさん、以前、お寺でのライブが12月だったのでクリスマスソングを歌ったが、終演後、宗教的にいけなかったのかと不安だったそうで、「何事もなくてほっとしました」と。

KEIさんに、今夏、福井市でお寺のジャズコンサートで「聖者の行進」で盛り上がり、ジャズファンでもある御住職が、「ニューオリンズではお葬式で演奏する曲です」と解説されていた話に加えて、過去、各地のお寺でジャズ演奏は幾度もあったと話すと、「へー!意外とあるんですねぇ」と。


過去お会いしたお寺関係の方々は、音楽で人が喜ぶことを良しとされていて、特に曲に関する制限を受けたことはなかった。

日本ではクリスチャン以外、クリスマスがキリストの降誕祭という意識も薄く、ゴスペルも讃美歌も、聴いて歌って心地よいということで楽しんでいる方がほとんどかと思う。

結婚式もキリスト教式に神前式、仏前式、様々で、知り合いの女性は結婚相手がイスラム教徒だったので渋谷区のモスクで式を挙げたそうだ。

来週月曜のイブは、初めて教会でのコンサートに伺うが、讃美歌ばかりを演奏するのでなく、クリスマスソング、ジャズ、その他私のアレンジ曲など、ごく普段の選曲予定。

さて、本日は銀座「俺のイタリアンJAZZ」に、ヴォーカルの島田のぶひろさんと出演。