ジャズピアノにおけるソロ演奏は、クラシックのように楽譜に示される演奏がなく、「自由」ではあっても「自在」がプラスするのは難しい。
若手の頃はソロ演奏に四苦八苦した。
ジャズ演奏を志す人の多くはバンド演奏に憧れ、仲間を見つけてトリオなどの演奏経験を積んで行く。
ドラムやベースと共に1曲2曲とレパートリーが増える毎に楽しみも増すが、、それらの曲を一人で演奏するとなると、それは例えば、履きなれた靴の片方がなくなったかのような不安な心境となる。
私の場合は更に欲張って歌もということなので、慣れる過程ではかなり四苦八苦の時期が長かった。
「慣れ」と「上質の音楽」とは別物なので、そこの難しさはこれからもある。
などと、言いつつ本日もソロ出演にて横浜へ。
「俺のフレンチYOKOHAMA」にランチから夜まで、一人長~い一日。