共演者の個性

昨日は「俺の」3連日ラスト、横浜「俺のフレンチYOKOHAMA」、ベーシスト菊田茂伸さんと久々のデュオで出演。

若手ながら、スラッピング(ベースの弦を弾いた手で、弦を叩いてパチっと音を立てる奏法)や、ベースをクルクルと回すなど、お古いジャズで使う見せる技を駆使して盛り立ててくれた。

このところの「俺の」シリーズではベースとのデュオ編成を頂くが、皆さん達者な方々で、とてもありがたい。

皆さんそれぞれの個性があって、曲によってリズムの雰囲気にわずかな変化もある。

菊田さんとのデュオでは、いつもやっている「この素晴らしき世界」"What A Wonderful World"も、スローテンポの中にスイング味を感じるバッキングだったので、歌もそれに合わせて。
私だけが感じるごく微妙な変化だとは思うが、共演者の違いによる面白さ。

各共演者とのステージにおいて、粋なフレーズや面白味に「イエィ!」と声をかける、それも私だけが感じていることとしても、そんな様子がお客様に楽しみのひとつになっていると思っている。

雨がそぼ降る横浜のラストステージは、おきまりの"Bye Bye Blackbird"でシメ。

これがお気に入りの川口店長さん、「高浜さんのブラックバードって、今日もお疲れさま~という気持ちになるんですよね、ほんと、いいんですよ」

いつもながらの嬉しい言葉に、気持ちほっこり、背中をポンと押された感あり。