映画などではさんざん見て来た地下鉄も、日本と比べたら駅は照明が暗く、車両も古くてきれいとは言えないが、味わいがあって良い。
中国でも地下鉄に幾度も乗ったが、その無骨さというか、ニューヨークと似ている感じもした。
ちょうど旅出発の前夜に池袋「ばがぼんど」で出会ったフランス人観光客が、日本の魅力を「食べ物が美味い、外国人に丁寧で親切」と言っていたが、成程と実感する。
日本はおもてなしの笑顔と親切が常識で、どこへ行ってもトイレはきれいでウォシュレット完備、コンビニでは小物から酒まであらゆる物が揃っている上に、街のそこここに自販機もある。
これでもかというほど便利さ快適さを工夫する国に感じる。
海外で接客などに日本人的愛想を求めても難しいが、それがなくて当たり前と思えば、特に不快な思いもなく、あちらの人も普通に親切な人が多く感じる。
エレベータに両手に荷物を持った人と一緒に乗って、「どの階?」と聞いて押してあげると、その方、降り際に、"Thank you.Have a nice day!"(ありがとう、良い一日を)と、日本人にはない愛想にほっこりする瞬間もあったし。
ネットの情報とスマホのお陰で、現地で道を聞いたり迷ったりする苦労もなく、随分と便利な世の中に生きているものだと思う。
東京で毎日見かける多くの外国人観光客も同じく、スマホ片手に日本を楽しんでいる。
来夏のオリンピック、どんな風景になるのだろうか。
偶然通りかかった有名コンサートホール「ラジオシティ」
ライオネルリッチー・/ ジョン・フォガティ―(元C.C.R)の告知。さすがのニューヨーク。