東南アジア

昨日、「俺のグリル&ベーカリー大手町」にランチから出演。
トリオ編成でメンバーは、この系列店で幾度も共演しているベース仲石裕介さん、そして過去2回ほどの共演があったかと思う、ドラム長谷川ガクさん。

リハーサルなしで12時台のランチのステージ、とても安定したリズムで心地よいスタート。

イパネマの娘」「A列車で行こう」、ビートルズ曲「ミッシェル」のジャズアレンジなどなど、こちらの気分良いノリがお客様に伝わってくれ、その反応を得て更にこちらもの相乗効果。

ランチ2回ステージ後は長い休憩を経て、5時台からディナータイム。
一昨日、連絡を頂いた30年近くぶりの方がお越しに。

正直お会いするまで記憶が定かでなかったが、一目見て「あ!」と思い出した。

ジャズヴォーカルのレッスンに来られた方で、当時女優など芸能活動されていたが、若くしてビジネスに転向、シンガポールに長く住み現在は御主人とマレーシア在住とのこと。

ネットで私を見つけて懐かしく思われ、一時帰国で演奏を聴きに来られた。

レッスンをきっかけにジャズヴォーカルが好きになって、現在も現地のライブやイベントで、プロ、アマ混合のフルバンドなどで歌うこともあるそうだ。

シンガポール最近相次いでジャズライブが閉店し、あまり盛んとは言えない状況になりましたが、マレーシアはスタンダードジャズが好きな人が多く、クアラルンプールでは結構盛んですよ」

東南アジアの音楽事情を知らない私にとって、新鮮なお話を伺った。

30年ぶり、それも海外在住でわざわざの来店が嬉しく、ラストステージまで気分良くトリオ演奏で終えた一日だった。