怖くて甘い

映画音楽からスタンダードになった曲は多く、自分が演奏する曲はその映画も知りたい思いが強く、多くの映画を観た。

古くは1930年代から、60年代にかけての映画がほとんどなので、映画館で見たものもあるが、テレビやビデオの方が多い。

 

ネットの動画サイトで知った作品もいくつかある。

「星影のステラ」"Stella by starlight"は1944年の映画「呪いの家」というホラー映画のテーマとして書かれた、と、若い頃から本で知っていたが、美しいメロディーと映画タイトルが結びつかなかった。

ネットで見ることが出来て、ああ、こんな怖い映画だったのかと。

 

ミステリーやサスペンスに甘美な曲という取り合わせは多く、少し前にブログに書いた映画「ナイアガラ」も殺人という内容に、モンローの色っぽさと「キス」という曲の甘さが印象を強くしている。

 

私も未だ元の映画を知らぬままに演奏している曲は多いが、知ろうが知るまいが演奏が良ければそれで良く、知らぬ方が自由な解釈が出来ることもあるかと思う。

 

とはいえ、映画に因んだ曲は、お客様と演奏者(歌手)が知っているとより楽しみが増すことは確か。

 

さて、本日は、銀座「スイング」、生きる日本のジャズレジェンド、北村英治さんと出演。

 

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