お熱いジャズ

昨日ブログに書いた曲「ライニングワイルド」が登場する映画「お熱いのがお好き」、1959年制作だが話は禁酒法とジャズ大流行の時代。

 

真冬のシカゴ、ベース弾き(ジャック・レモン)とテナーサックス奏者(トニー・カーティス)はギャングの殺人現場を目撃し追われ、オール女性フルバンドに女装して潜り込む。

バンドツアーでフロリダへと向かう列車内でリハーサル、歌手役のマリリン・モンローが「ランニングワイルド」を歌う。

舞台は移り南国ビーチリゾートで展開するドタバタコメディー、1920~30年代のジャズ曲がふんだんに盛り込まれる。

 

この映画を知った少年時代は登場する曲をほとんど知らなかったが、演奏家として年を重ねるに連れ馴染みが増えて行った。

中でもモンローを印象付ける"I Wanna Be Loved By you"、ププッティプというフレーズが「かわいい」キャラ全開の歌唱、水森亜土さんもよく歌っていた。

とても男性は歌えないと思ったが、主演の一人ジャック・レモンが自身のアルバムで歌っていて、しかもジャズピアノ演奏が達者なことに恐れ入った。

 

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