昨日、池袋「ばがぼんど」
少ないながらもお客様お越しに。ワンステージ終えてカウンターに座ると、ご常連のＵさん他。
並びに座った男性は小学校の先生で音楽関連の会話が弾んだが、コロナ影響で卒業式中止の方針だとか。
「受け持ったクラスが４年生から、５，６、と、３年間一緒というのが教員になって初めてなんです。何としてでも中止せず送り出してあげたくて、いろいろ考えて提案してきました。最終的に会議で決定するんですが」
とても真面目で若き情熱溢れる先生。
「今は３年生から英語の授業がありますが、スマホの翻訳ソフトで簡単な会話は出来てしまうんで、子供に何の意味があるのと聞かれると答えが難しい」
年配のお客様からのリクエストで「慕情」を弾き語り、などなどで終演。
先生はラストまでお聴きになってくれて、私は池袋駅から電車に。
新宿で乗り換えると相変わらず混んでいたが、コロナ影響か、途中駅で席が空いて座った。
前に立ったお二人の会話が耳に、「英語より国語が優先で云々～、あの先生の気持ちは分かるけど、基本が分かるまでやっていたら先に進めないし、そこんとこが難しいんですけど」
こちらはどうやら中学の先生らしい、不思議と先生に縁のある夜だった。
