朝食1ー祖母のポキレーター

一日の食事で一番好きなのはと聞かれたら、朝食、一日の味まりに幸せを感じる。

 

私の祖母はかつて米国で暮らして母が生まれて7歳で帰国、その母から聞いた話だと私の離乳食はオーツミールだったらしい。

物心ついてからの朝食はトーストかコーンフレークに牛乳、ゆで卵、紅茶もあったか?。コーヒーは祖母のルールで10歳過ぎないとダメで、中学くらいからだったか。

平日はインスタントだったが、日曜になると祖母がアメリカから持ち帰ったパーコレーターでたててくれた。

祖母は耳で覚えた英語で「ポキレーター」と言っていたが、アルミ製で直火にかけて湧いてくると家じゅう良い香りがした。

休日はフレンチトーストやベーコンも焼いてくれた。

 

兄が小学校低学年の時に友達の家にお泊りして、普通の家は朝からご飯を食べると知って、母に「うちもご飯にして」と頼んだそうだ。

7つ下の私はそういうこともなかったので、我が家の朝食のまま大人になった。

 

因みにネットで”percolater coffee 1920”と入力し検索したら、あった!まさに祖母のポキレーター!子供の私には魔法のランプにも見えた、なんと懐かしい。

リンク元は米国「ウエストヴァージニア歴史博物館」” History Museum Of West Virginia”で1920年代の品とある、なんと、博物館収蔵品とは恐れ入った。

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