映画と音楽29-パーティーズオーバー

昨日は年内の仕事納めで銀座「スイング」、谷口英治さん、熊倉未佐子さんの2クラリネット、山口雄三さんベース、八城邦義さんドラムスで出演。

このライブはユーチューブ配信されてます→  こちら

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映画と音楽 ―パーティーズオーバー
お古いとこばかりのブログにあって、本日は2018年公開のディズニーアニメ「インクレディブルファミリー」。
この当時小学2年だった姪の双子を夏休み中に預かることになって、涼しくて長時間過ごせて大人も楽しめたらと選んだ。

 

スーパーヒーロー一家が悪と戦って街を破壊したことが罪に問われ活動禁止となり、ラジオから流れるのがスタンダード曲「パーティーズオーバー」"The Party's Over"。
以前ナット・キング・コールの録音を持っていて、映画の歌声も似ているように思えたが音量が小さくて確認までには至らなかった。

 

♪夢の時は去った、自分のした報いを受ける時だ、友よ、全ては終わったんだ♪


先日紹介した「ラストエンペラー」で歌われた「アムアイブルー」は、♪あの頃の私はオンリーワンだったけど今は悲しきロンリーワン♪という歌詞が皇帝の座を追われた主人公に重なった。
この「パーティーズオーバー」も華々しい活躍を禁じられた寂しきスーパーヒーローそのもので、思わず「イエーィ」と叫びたいのをグっと抑え、ヒザの上に置いた拳に力を込めて親指を挙げ、黙って「グッジョブ!」。
このシーンでこんなに熱くなっている人は周囲の子連れ客に誰ひとりいなかったと思う、もうこれだけで連れて来た双子に「ありがとう」だったのである。

 

明日は2020年の締めでシリーズお休みします。

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DVDご購入は銀座スイングHPご覧ください。

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