映画と音楽88-野球ミュージカル

本日「俺のやきとり銀座9丁目店」ソロ出演。

 

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映画と音楽88-野球ミュージカル

連日のつながりでジーン・ケリーフランク・シナトラ主演、ミュージカル映画私を野球に連れてって」(1949)。
日本では劇場未公開だったらしい、テレビ放映も記憶なくDVD時代になって観た、私の年齢的なことか大味なミュージカルに感じた。

ここでもシナトラはシャイ、ジーン・ケリーはイケイケのキャラ、二人は人気野球選手だがオフシーズンは人気芸人、共演があのエスター・ウイリアムス、元水泳選手で映画「水着の女王」「世紀の女王」主演女優だが、プールで普通に泳ぐワンシーンのみ。

テーマ曲はアメリカ野球の伝統曲、"Take Me Out To The Ball Game"。

 

今もメジャーリーグ7回表終了時に観客全員が大合唱する歌で、スポーツ音痴の私が知ったのは40代前半、バンジョー奏者永生元伸さんとの共演で歌って覚えた。
通常のジャズライブでは珍しい曲だが、私のトリオ出演でリクエスト頂いたことがあり、大合唱を体験された方の話を聞いた。
「野茂選手がメジャーにいた頃で、7回辺りで観戦する方も疲れるから歌って体をほぐす効果もあるんですよ」だとか。

 

この曲が作曲されたのは1908年、「リンゴの木の下で」は1905年、1890年代に書かれた「ニューヨークの歩道」"Sidewalks Of New York"はメル・トーメがジャズアレンジで歌っている。
この1890~1910年にラグタイム大流行、それがジャズ誕生で急速に衰退する、その話は明日。