あれだ

ユーチューブ一覧に「昭和40年紅白歌合戦」、見出し画像に顔黒塗りの歌手「あ、きっとあれだ]とクリックして観てみる。

その「あれ」とは、雪村いずみさんがシルクハットで顔を隠して登場し、イントロが終わる途端にパッと黒塗りの顔で歌い出す「スワニー」、アル・ジョルスンのスタイルで予想通り。

ジョルスンを彷彿とさせる素晴らしい歌唱、その後早送りするとコーラスのデュークエイセス登場し「キャラバン」。

全員が口元を手で覆い管楽器フェイク、「あ、ミルスだ!」、30年代から活躍した米国のコーラス、ミルス・ブラザーズの十八番芸。

映像は一旦終わってすぐ続く、ジャニーズ登場、人気アイドル元祖の若者4人組が歌う「マック・ザ・ナイフ」、これはボビー・ダーリンのスタイル。

その後にコーラス、ダークダックスが「エーデルワイス

 

昭和40年(1965年)、私は10歳、多分上に書いたような理解などなく観ていたんだろう。

年末恒例の国民的テレビ番組でこれほど多くの英語の歌、オーケストラと多くのダンサー、こんな時代だったのか。

57年前の映像に時を越えたスタンダード曲の素晴らしさを想い、その素晴らしさを伝える役割を感じる。

 

デュオライブ御予約受付中 第一部は旅に因んだトークと演奏をお楽しみ下さい