入院中看護師センターから聞こえるナースコールが4曲あった。
ショパン「子犬のワルツ」バッハ「メヌエット・ト長調」ショパン「ノクターン・OP9-2」シューベルト「野バラ」
2年前の入院では「子犬」「メヌエット」2曲だったが増えていた。
音源は電話待ち受けと同じ3声電子音で、患者の様態で分けているらしい。
「ノクターン」はアップテンポでいただけなかったが、呼び出し音だから仕方ない。
そう言えば東京時代の冬、灯油訪問販売車が流してたのがベートーベン「第九・歓喜の歌」レゲエ風アレンジ、原曲の荘厳さなど微塵もない大安売りイメージ。
これをベートーベンが聴いたら、激怒落胆するか、はたまた時代超えて親しまれることを喜ぶか、耳にする度思った。
先に書いた「3声電子音」は3つの単音構成、例えばリコーダーで一人がメロディー、あと二人が伴奏を吹くアンサンブル。
20代後半の頃(40年余り前)に仕事で4声ほどの譜面を書いたことがあった。
電子音楽の発展時期で、4声あると低音から高音までそこそこのアンサンブルになる。
その何年後かに携帯電話が普及、呼び出し音打ち込み機能付が登場し、私も含めミュージシャン仲間こぞって好きな曲を打ち込んだ。
しかしクラシック名曲が200年余り経ても日本の日常で使われるのは凄いこと。