リハーサル

一昨日までいた札幌の関係者から、北村さんと小三治師匠の楽屋を訪問した折の写真を送って頂いた。
左から、柳家小三治師匠、北村英治さん、山口雄三さん、私、柳家三三(さんざ)師匠。
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名人お二人に並んで私が一番前とは、なんとおこがましい・・・と、今更ながら。

昨日は「夏生まれの仲間たち」リハーサル。
毎回のことながら、初めてのアレンジや曲などは、最初は譜面を追うことに意識があるが、徐々に身体に馴染むと曲の表情も出てくる。

ジャズ演奏家同士では、初対面同士でのぶっつけ本番のセッションも珍しくなく、瞬間のスリルなど演奏者にとっても聴衆にとっても楽しみである。
しかし、リハーサルを重ねて作り上げる音楽もまた楽しい。

この毎夏恒例コンサートはクラシックとジャズのコラボであり、双方が普段にない引き出しの持ち寄りで、音楽の魅力を引き出すのが狙い。

リハーサルでは譜面に変更部分などを書き込むが、それも要点のみの簡単なメモ書きで、リハを重ねて身体に馴染ませて記憶する。
その少々の緊張感と集中力が音楽の魅力になると思う。

さて、本日はリハーサルなど全くなし、いつもぶっつけ本番、何がどう出るかという、銀座「スイング」、北村英治さんとのライブ。