昨日は「夏生まれの仲間たち」リハーサル。
毎回のことながら、初めてのアレンジや曲などは、最初は譜面を追うことに意識があるが、徐々に身体に馴染むと曲の表情も出てくる。
ジャズ演奏家同士では、初対面同士でのぶっつけ本番のセッションも珍しくなく、瞬間のスリルなど演奏者にとっても聴衆にとっても楽しみである。
しかし、リハーサルを重ねて作り上げる音楽もまた楽しい。
この毎夏恒例コンサートはクラシックとジャズのコラボであり、双方が普段にない引き出しの持ち寄りで、音楽の魅力を引き出すのが狙い。
リハーサルでは譜面に変更部分などを書き込むが、それも要点のみの簡単なメモ書きで、リハを重ねて身体に馴染ませて記憶する。
その少々の緊張感と集中力が音楽の魅力になると思う。