歌の声出し

梅雨らしい日が続く東京、爽やかだった札幌が恋しい。
昨日も雨、その前日は早めに寝たのにどうも体がだるい。具合が悪いわけでもなかろう、気候のせいだろうと思いつつ、銀座「スイング」へ。
北村英治4+中川善弘TP、中川英二郎Tb 

気候のせいなのは歌って分かった。寝が足りている日は声の出がスムーズだ。
この違いはピアノよりも顕著に感じる。
以前、クラシック声楽の方とお話しした時に、毎日必ず発声練習をしてから歌うと聞いた。
マイクなしでホールに響く、あの素晴らしい声はいきなりというのも難しかろうと思う。

その点ジャズは、いえ私はだが、発声もやらずにいきなり本番と怠惰なもんだ。

それでも、弾き語りに慣れるまでは不安も大きかったので、声出しの出来る場所を見つけて発声をやって、ライブなどに行った。
が、いつしか慣れて、いきなり本番の毎日。
ほぼ何とかなってはいるが、日によってはいきなりスローナンバーを歌ってヴォイスコントロールに緊張することがある。

しかし、北村さんのステージでほぼ毎回、頭に「ローズルーム」を演奏して、すぐにスローナンバーを歌うことが多いので、これも慣れてはきたが。

さて、本日は「俺のフレンチ・タブルタク」。掛け持ちでなく1店舗のみのソロ弾き語り出演。
ピアノ演奏から歌う1曲目を、ちょっと考えておこう。