また会いましょう

昨日、東銀座「俺の揚子江」ランチのソロ演奏を終えて、ぶらぶらと移動し、「俺のフレンチ・ターブル・タク」」にソロ出演。

控室で、時折ご一緒するヴォーカルの愛田美樹さんと会いジャズソング話。

スタンダードと言っても、コールポーター、ガーシュインなどの有名曲は今も健在であるが、かつて親しまれて取り上げられなくなった曲も多い。

終戦直後にヒットしたジャズソングがそうで、現在80歳前後の方なら懐メロ的に
親しんだジャズソング。
例えば、「トゥーイーチヒズオウン」「フォーユー」「牧場の樹(A tree in the meadow)」
「アゲイン」「ギルティ」などなど、私の世代でも知らない歌もある。

どれも、刺激的な味はないが、シンプルでほのぼのとした味わいの曲。

そんな話から思いついて、ステージで "We'll Meet Again"を弾き語ってみた。
若いお客様ばかりだが楽しそうに聴いてくれた。

第二次世界大戦中に英国で大ヒットした。
♪私たちいつかどこか分からないけど、暗い雲が去って晴れた日に、また会いましょう♪

ナチの時代、この歌を切実なる思いで聴いた人も多かろう。
歌詞には戦争のことは出て来ないので、今でも辛い事を乗り越えてまた会おうという歌として楽しめる。
こういう曲、時折やっていこう。

さて、本日は、こういう歌もああいう歌も実に良くご存知の歌手、影山ミキさんのお店、銀座ジャズ・バー「エムズ」にソロ出演。