軽音楽

昨日、「俺のフレンチYOKOHAMA」にソロ出演。

このお店、土日祝のランチでのソロは定番で、大抵午後からはトリオなど共演者ありだが、平日夜までのソロは初。

演奏開始の夕方4時頃はさすがに空ていたが、それ以降はたくさんのお客様来店。
いつも通りのピアノ演奏曲と弾き語り・・・だったが、どうもまだ腕の疲労があって、軽くスイングという感じでもなく、頑張った。

先月後半から、仕事続きで疲労~少し休んで回復~続くとまた。

仕事としてはさほどの質の低下はないと思っているが、どうも、頑張ってやるというのが、自分としては違う。
やはりジャズは心から軽くスイングしないと。

そういえば、昭和の時代はクラシック音楽に対して、ジャズやポピュラーなど大衆的音楽を「軽音楽」と総称した。

あの時代、クラシックや伝統邦楽を芸術音楽の高みに置いた言葉ともいえるが、ニュアンスとしては実感出来た。

元は英語の Light music の訳だそうだ。

「軽音楽」の中でも、ジャズやシャンソン、ラテン、カンツォーネなどの洋楽のことを、昭和30~40年代は「ポピュラー」と呼んでいたが、その前の昭和20年代は「ジャズ」と呼んでた。

ま、9歳の時に東京オリンピックのテレビ中継を見るまでは、外人=アメリカ人だったから、子供ながらに「洋楽=ジャズ」というのも理解できた。

明治生まれの祖母は、ビートルズがデビューした当時「こういうジャズは分からないねえ」と言ってたなあ。