リンゴとハワイの関係

昨日の東京は雨は降らなかったが、4月上旬に戻ったかのような肌寒さだった。
 
青山「俺のフレンチ・イタリアンAOYAMA」、ランチライブにソロ出演。
このお店のランチは二部制で、12:00と14:00。

食事が落ち着いてデザートの頃にライブという流れで、13:00と14:50。
 
初回ステージは満席でお客様のノリも良く、またまた「リンゴの木の下で」を英語&日本語で、やはり拍手が大きかった。
 
この歌を日本で最初に録音したのがディック・ミネさんで、と、このブログにも書いているが、オリジナル録音を聴いたことがなかった。

ジャズアレンジと思い込んでいたが、ユーチューブで検索して違うことを知った。
 
当時のレコードと思われる映像を見ると、「ハワイ音楽(トロツト)」 
なんとハワイアンで、「トロツト」はダンスのステップ「フォックストロット」のことだろう。

タイトルも漢字で「林檎の樹の下で」といかにも時代を感じる。
その下に、「柏木みのる作詞 三根徳一編曲」、アレンジがディックさんのペンネーム。
そして「伴奏 ディック・ミネエンド・ヒズハワイアンズ」と。「エンド」はアンド(&)のことだが、「ミネ」とくっついているので分かり辛いが、バンド名もそのサウンドも完全にハワイアンだった。
 
昭和初期、ジャズ、ハワイアン、タンゴなど洋楽が「軽音楽」と呼ばれて混在した時代。
情報の溢れる現代からすると、洋楽を吸収して取り入れた先人の感覚に敬意を新たする。

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