このところ、近所でうぐいすの鳴き声が心地良く聞こえる。
鳥の名を始めて知ったのは中学生の頃で、カントリーのハンク・ウイリアムス「泣きたいほどの寂しさだ」"I'm so lonesome I could cry"の冒頭の歌詞に登場。
この歌はエルヴィス・プレスリー他、多くの歌手にカバーされた。
ライナーノートの訳「夜鳴き鳥」がどんな鳥か分からぬが、ふくろうのような鳴き声を想像した。
ジャズを知るといくつもの歌詞に登場、例えば「私の青空」"My blue heaven"の冒頭にも登場するが、こちらは夕暮れに家路にいそいそ帰る、楽しい気分。
「夜鳴き鳥」などと訳されているが、アメリカ人にとって日没からの情景にピッタリなのだろう。
英語で"Whip-poor-will"とつづる。
動画サイトで探してみると、鳴き声が呼び名になったことが分かる。
中学生頃の想像と違って、寂しくもなんともないが。