誤訳も一助に

昨日から3連休、銀座「俺のフレンチ・ターブルタク」にソロ出演。

初回ステージは午後3時半から、店の窓からは明るい通りが見えて人通りは少なく、落ち着いた雰囲気。

店も3組ほどで静かな雰囲気に合わせて演奏をお送りしたが、夕刻5時半から以降はほぼ満席の盛況が夜まで続いた。

昨日ブログに書いた"Let it be"も弾き語ってみた。

この曲タイトルは「あるがままに」という意味で、ゴスペル曲"Just a closer walk with thee"の歌詞にも繰り返されている。

このタイトルが30年程前に買った音楽関連本に、「『さあそれをやろう』という意味」と書かれていたのを覚えている。

ネットも普及していなかったあの時代はままあったことで、他にもいくつか思い出す。

ジャズ曲、"Exactly like you"の邦題が「君にそっくり」と印刷されていた。
若き私は「街で君にそっくりな女性を見て、素敵な人と思ったら実は君だった」という歌かと想像を膨らませたが、実は「夢に見たのはまさにあなたのような人」だった。

でもまあ、誤訳とて若者が素敵な曲だと思わせる一助になってくれたのだからいいと思っている。

などといいながら、さて本日は横浜、「俺のフレンチYOKOHAMA」に、ランチからソロ、午後はレギュラートリオ(酒井一郎B、八城邦義Dr)で夜まで出演。