昨日ブログに時間の余裕ない旅も多いと書いたが、逆に時間はあっても観光も出来ずということもある。
列車だと駅があるが、船だと港はあっても、周囲に何もなく街や観光地まで離れているところもある。
クルーズで四国高松港に停泊、お客様はバスで観光に出たが、我々出演者は定員オーバーでご遠慮下さいということになった。
じゃあ、ウォーキングでもしようと下船したが、周囲は殺風景で倉庫ばかり、人家もない。
スマホの地図を見ても街までは離れているので、とりあえず港を背にして広い道路を歩きだしたが人家もなく、「コンビニがあったら買い物して戻ろう」と目標を決めた。
数分歩いたらレストランがあったが港関連の客相手だろう、その先はまた住宅も何もなく、１５分ほど歩いてやっと住宅がポツリ見え出した。
更にしばらく歩くと、ガソリンスタンド、スナック、車の通りも増えて少し町らしくなって、遠くにコンビニらしき看板が見え、近づいてそれと確認して入った。
船に戻って、往復１時間のウォーキング。
殺風景な道路を歩いただけなのに妙に覚えているのは、知らない風景に非日常の楽しみを感じていたのだろうか。
