うっかりゴーゴー

「俺の」シリーズで先日共演した男性ヴォーカル島田のぶひろさんは37歳(1981年生まれ)だが、ビートルズや70~80年代ポップ&ロックが好きだと言う。

私が高校時代にアマチュアロックバンドで演奏した話しに興味をもち、演奏曲を言うとよくご存知で、更に、どんな場所で演奏したのですか?と。

私「街のイベントとか、定期的に出演した店もあってわずかながらギャラもらったよ」
島田「ライブハウスですか?」

私「なんだけど、“ライブハウス”という言い方がまだなくて、でも“ゴーゴー喫茶“はもう古いという時代だった」。

島田さん「“ゴーゴーキッサ”って何ですか?」。

つい、うっかり、である。

私「えーっと、60年代の音楽と踊りで“ゴーゴー”というのが流行った」
島田「あ、ツイストみたいな?」
私「うーん、ツイストの後で、60年代の半ばだね。
そういう音楽を生演奏するとこをゴーゴー喫茶なんて言ったけど、僕が高校時代にはもう古く感じた」
 
先に気が回ると「こういうのがあってね」と説明から入るが、会話がとんとん進んでいると相手も知っていると勘違いすることがある。
 
稀に「うちの隣の〇〇さんて、あの面白いおじさんいるじゃない」「知らないよ!お宅の隣なんて」という人もいるが。