ヘップバーンとモンロー

1961の映画「ティファニーで朝食を」のテーマ曲、ムーンリバー」をちょくちょく弾き語る

映画のファーストシーン、夜明けで人通りもないニューヨーク5番街、タクシーが停まって中から黒いドレス姿のヘップバーンが降りる。
ティファニー本店のショーウインドーを覗き込み、袋からパンを出してかじる。
そこに"Breakfast at Tiffany's"のタイトル。
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映画の中身よりもこのファーストシーンの印象が強い私、実際に現地でティファニー本店をバスの車窓越しではあったが、見て興奮した。

バスはツアー貸切だったが、ガイドさんは「ティファニー本店です」とだけ、映画には触れず、お客の誰も「あ!」とも言わず、多分、私一人興奮していたのだろう。

そらそうだ、映画をたどる旅という訳でもないし、当然だと思う。

このツアーはニューヨークの前にカナダのナイアガラからスタートした。

となると、マリリン・モンローの「ナイアガラ」(1953年)で、マリリン・モンロー演じるローズが殺されるシーンの舞台となったカリヨン鐘楼が現存しており、こちらも私一人で興奮した。

ツアー客はもとより、家内に語っても「あんたの好きな映画、みんなあの世行ってるなぁ」と心無い言葉のみ、私一人の趣味であるのは重々承知の上で、ステージでも語ることを控えている。
せめての思いでブログに書かせてもらった。

さて、本日は銀座「俺のフレンチ銀座コリドー街」「俺の割烹」、2店舗掛け持ちソロ出演。